美容師求人の給与は、業界全体で見ると低賃金です。しかしアシスタントを経て、スタイリストになり実力と人気を身に着ける事が出来れば、他の業界と比較しても、高収入を得る事は、夢ではありません。そんな美容師の給与の実態を紹介します。
華やかな仕事というイメージが強い美容師求人ですが、実態は低賃金で重労働なブラックな業界としても有名です。
・美容師の低賃金の実態
・給与のいい美容師求人はあるの？
では美容師求人を探す上で、気になる給与の実態について紹介します。
美容師の平均年収について
美容師の平均年収は、285万円となっています。
美容師は若い人が多く働く業界とは言え、他の業界の平均年収である400万円と比較すると低賃金だと言えるでしょう。
しかも美容師は専門職なので、美容師になるためには専門学校に通い資格を取得する必要があります。さらに最初は美容師のアシスタントとして、採用されて一人前になるために、毎日サービス残業で練習を積み重ねる必要があります。
練習に対して報酬が支払われる訳ではないので、拘束時間が長く重労働なのに低賃金という状況に陥ってしまいます。
そのため多くの若者が美容室に就職しても、3年以内で離職してしまいます。
美容室は、大手チェーン店もありますが、個人経営の店舗も少なくありません。
そのため社会保険などの福利厚生の制度すら整っていない美容室も珍しくありません。
低賃金で、国民年金や仕事に必要な道具も自己負担となると、一人前になり、昇給するまでの数年間は特に、金銭的に厳しい仕事である事は間違いありません。
給与のいい美容師求人はあるのか？
美容師求人全体の平均は、他の業界と比べて低賃金である事は先ほど紹介しました。
では次に給与のいい美容師求人はあるのでしょうか？
美容師求人は、実力主義となっているので、もし求人で経験者を募集している場合は、給与のいい求人も存在しています。
また個人経営の店舗の場合は、福利厚生が整っていない店舗もあれば、給与や福利厚生が他よりも優遇されている店舗も存在しています。
給与の目安としては、アシスタントで初任給は15〜17万円前後。
スタイリストになると、基本給が20万円前後となります。
あくまで基本給であり、人気の美容師になると個人の売上に対してインセンティブがつくため、歩合で給与がアップします。
そしてトップスタイリストになると、年収が800〜1000万円を超える人もいます。
美容師は給与が安いというイメージがありますが、人気と実力を伴うトップスタイリストになれば、高給を目指す事は可能です。
あと、美容師として独立し経営者になった場合も、年収1000万円を目指す事は可能です。